トヨタ・RAV4

トヨタ・RAV4はなぜ販売中止になって、再度日本市場に戻ってきたの？

トヨタ・RAV4が3年ぶり(2019年4月)に日本市場に戻ってきました。

そもそも「え？販売されていなかったの？」といった人もいるほど、有名な車です。

復活後の人気は、SUV車人気も後押ししてとても売れているようです。

そもそもなぜトヨタ・RAV4は1度販売中止となってのでしょう。

販売中止となった理由も、再度日本市場に戻ってきた理由も車の流行が関係しているようです。

トヨタ・RAV4の日本市場に戻ってきた理由を紹介します。

①トヨタ・RAV4なぜ日本市場から消えたのか？

トヨタ・RAV4は1995年に発売されたSUV車です。

しかし国内で販売中止となり、海外のみ販売されることとなりました。

日本市場から消えた理由は以下の点があげられます。

・車体が大きくなりすぎた

・ハリアーに比べて高級感がない

日本市場から消えた要因の1つに車体が大きくなりすぎたことがあげられます。

はじめは5ナンバーの車でしたが、2000年に発売された2代目より全幅が1,800㎜を超え3ナンバー仕様に。

3ナンバーで車高が高いSUVは、道路の狭い日本には不向きであること、当時SUV車が少なく女性が運転しにくいので、ファミリー層に人気がなくなってしまいます。

また、同じトヨタ車にはトヨタ・ハリアーがあり、トヨタ・ハリアーに比べて高級感がないことから、トヨタのSUVを購入するならハリアーという風になってしまい、トヨタ・RAV4は海外販売が主流になりました。

海外でトヨタ・RAV4が人気のことは、2004年に大量のトヨタ・RAV4が盗まれ海外に転売される目的だった残念なニュースで証明されています。

②日本市場に戻ってきた理由

車体が大きくなったこと、ハリアーに比べて高級感がなくなったことで海外市場のみの販売になりましたが、2019年4月日本市場に戻ってきました。

戻ってきた理由は以下のことがあげられます。

・SUV車が増え人気となった

・ハリアーと価格、乗り心地を含めて差別化したこと

日本市場にRAV4が戻ってきた理由の大きな要因は、SUV車に乗る人が増えたことです。

SUV車の需要が増えたことで、女性もSUV車に乗る人が増えました。

そのこと伴いもともとネームバリューのあるRAV4が日本仕様に変化させ、再び日本市場に乗り出すことになったようです。

RAV4の車体は大きいですが、発売中止となった当初に比べて、現在は室内の広さが重視されていますので大きい車にも乗る人が増えたことも復活の要因の1つです。

また、同じトヨタ車のハリアーにある上質感よりも走行性能に力を入れて再登場しています。

トヨタ・RAV4の復活は好調なようで現在購入後3か月待ちなのだそうです。

今後のSUV車を引っ張る車になること間違いありません。