トヨタ ヴォクシー ZS
トヨタヴォクシィーの人気グレードと装備について
トヨタヴォクシィーは、初代が誕生したのが2001年で、兄弟車のノアと一緒にデビューしました。
日本でのミニバンブームの火付け役ともいわれ、2018年度の販売台数は日産セレナがNo1となっていますが、じつはこのヴォクシィーとノアを合わせると、ミニバン売上台数No1はヴォクシィー/ノアとなります。
これだけ人気があるミニバンのヴォクシィーですが、現行型は2014年の登場なので、そろそろモデルチェンジの声も聞かれてきます。
しかし、まだまだその人気の衰えはなく、2017年のマイナーチェンジで加わった煌めきは、大ヒットとなりました。
トヨタ ヴォクシィーには、ハイブリッドとガソリンモデルがあり、廉価グレードのXから特別仕様車のZS煌シリーズやGR SPORTSまで数多くのラインナップがあります。
特にユーザーが悩むのが、パワーユニットをどうするのか、そして価格面でお得感のあるXを選んでも大丈夫なのかといったところです。
現在、トヨタヴォクシィーを新車で購入する場合の人気グレードを見てみると、1位がZS、2位がZS煌シリーズ、そして3位がハイブリッドVになっています。
ZS https://toyota.jp/voxy/
ZS煌シリーズ https://toyota.jp/voxy/
ハイブリッドV https://toyota.jp/voxy/
意外にもハイブリッドが3位となっている背景には、車両本体価格が300万円を超えていることが大きな壁となっている理由のようです。
しかし、中古車市場での人気グレードを見ると、ハイブリッドVの人気が高くなり、次いでZS煌シリーズが続きます。
ここでリセールバリューを考えると、ハイブリッドVを購入しておけば問題はないですが、300万円を超える新車車両本体価格なので、そう簡単に購入できる金額ではないという人も多いでしょう。
そこで、ZS煌シリーズを選べば車両本体価格も300万円を割り込むので、リセールバリューを考えたときにかなり手を出しやすいといえます。
ただ、ヴォクシィーを長く乗り続けようと考える人は、装備面でも充実したVを選んでも十分満足できると思います。
また、ハイブリッドZSですが、エアロを装備していて外観は精悍ですが、装備はむしろハイブリッドVのほうが充実しているので、長く乗る人がハイブリッドを選ぶときもハイブリッドVを選んだほうが、お得となります。
そこで、新車でヴォクシィーを購入するときのおすすめのグレードは、ハイブリッドもガソリンもVを選ぶと装備も充実しています。
そして内外装にインパクトが欲しい方は、煌シリーズがおすすめです。
トヨタヴォクシィーの値引き
トヨタヴォクシィーの新車販売価格からの値引き相場について
現行型トヨタヴォクシィーが販売されてから、すでに6年が経過しているので、値引きはかなり緩くなってきています。
特に、2019年10月以降は車両価格から30万円もの値引きを引き出している人が多くいます。
しかし、ディーラーに出向いて、誰でも直ぐに30万円の値引きを引き出せるわけではありません。
やはり値引き交渉が必要になってきます。
大きな値引きを勝ち取るには、ライバル車と競合させることが重要となります。
販売が開始されてからすでに長い年月が経っており、競合させる他車のほうが、販売開始が新しくなっています。
真新しいものを好む日本人としては、設計が古いトヨタヴォクシィーより、新しい他車になびいてしまいがちなので、それを食い止めるために、トヨタヴォクシィーは値引きで勝負に出ることが多くなります。
そこで、値引き交渉ですが、トヨタヴォクシィーを賢く安く購入するには、オプションも下取りも含まない、車両本体価格のみで値引き価格を提示してもらいます。
ディーラーは、30万円という値引きあたかも実現したかのように見せるために、下取り車で調整を行ったり、オプション品で調整を行うからです。
例えば、100万円の下取り価格となるクルマとした場合、営業マンは90万円で下取りします。
そして浮いた10万円を車両本体価格の値引きに加え、30万円を値引きしたように見せかけます。
下取り車がなければ20万円しか値引きされていないことになります。
つまり、下取り車を見積もり時に一緒に査定に出すと、大損する可能性があるということです。
そのため、大きな値引きが期待できるヴォクシィーのようなクルマの場合、下取り車の査定は行わずに車両本体のみで行うのが鉄則となります。
もちろん、オプションも同じように値引きやサービスをほぼ行わずに車両本体から大きな値引きをしたように見せかけるツールとして使用されます。
車両本体から値引き額を提示してもらい、その後他社との競合に持っていくようにします。
あとは、目標の30万円の値引きが達成できなければ、トヨタノアや経営母体が異なる他の販売店で競合させるのもありです。
トヨタヴォクシィーの値引きを、車両とオプション込みで40万円以上引き出せれば、成功です。
トヨタヴォクシィーの中古車
トヨタヴォクシィーの中古車の選び方
2001年に初代が登場し、現行モデルは3代目となるトヨタヴォクシィーですが、初代から現行車までの中古車価格は、車両本体価格で2万円程度から400万円越えまで幅広い価格で市場には出回っています。
そこで、ヴォクシィーを中古車で購入する場合は、どのくらいの予算なのかで購入できるヴォクシィーが変わってきます。
ただ、車は買ってからお金がかかる商品なので、安いからと手を出すと後で痛い目を見ることにもなります。
例えば税金を例に挙げると、毎年支払う自動車税では13年を超えると重課税となります。
また、同じように2年に1度の車検時に支払う重量税も同じく13年越えで重課税となります。
安いからと古いトヨタヴォクシィーを購入すると、税金で苦しまなければなりません。
せめて10年落ちまでのトヨタヴォクシィーを選ぶのが得策といえます。
10年落ちというと、2010年モデル以降となり、2代目ヴォクシィーからが中古車として購入するのに適しています。
そこで10年落ちの2010年モデルを見ると車両本体価格で70万円から110万円程度が中古価格の相場となります。
年式が同じでも価格に幅が出る理由は、グレードによるところもありますが、主にクルマの程度が大きくかかわってきます。
走行距離が5万km以下であれば当然価格も高くなりますし、10万kmを超えていると安くなります。
しかし、車というのは、年数に比例した1年1万kmが理想といわれています。
そのため、あまりにも極端に走行距離が少ないクルマも注意が必要です。
そこでおすすめは、2代目以降のヴォクシィーで2011年以降ですね。
2代目のヴォクシィーを選ぶなら、2011年から2014年であれば140万円前後で走行距離5万km以下が購入できます。
もうワンランク上で暫く安定した維持費で乗り続けたいと考えるなら、2015年あたりを3万km前後であれば車両本体価格190万円前後で購入できます。
そして、現行型を購入するのであれば2016年モデルのハイブリッド煌を250万円以下で手に入れることも可能です。
このように、予算により選ぶことが出来るトヨタヴォクシィーが大きく変わります。
トヨタヴォクシーの買取査定
ヴォクシーの買取査定の現状について
そろそろヴォクシーの買い替えの時期かなぁと考える方は、下取りと買取ではどちらがお得か気になってあるかもしれません。。
実際、車を買い替える場合、下取りも買取も変わらないと考える方もいらっしゃいますが、下取りは新車価格に充当することで、買い取りは車を現金化することなので、状況が変わってきます。
車を買い替える状況やタイミングにより違いもありますが、買取価格のほうが一般的に高額査定となります。
そこで、ヴォクシーを買取店に出す場合ですが、売ると決めたら一刻も早く売りに出したほうが良いです。
その理由は、中古車はトヨタヴォクシーに限らず日を追うごとに値下がりしていくからです。
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トヨタヴォクシーは、日本で非常に人気がある車種ですが、国外に目を向けるとそれほど需要が高い車種ではありません。
そのため、車の程度は非常に細かく査定され、内外装の汚れや傷のほかに、足回りのへたり具合まで入念にチェックされます。
そのため中古車で販売するにはきれいな車ほど人気が高くなり高額査定となっています。
しかし、トヨタヴォクシーの使い方としては、ファミリーユースとして小さなお子さんのいるご家庭での使用が多いです。
そのためシートの汚れや車内のキズが多くなっているヴォクシーも少なくありません。
そこで、少しでも汚れたヴォクシーを高く売るにはちょっとだけ内装のクリーニングがおすすめです。
カー用品店に行けば、内装掃除のケミカルが多数販売されているので、それを使ってきれいにするだけで査定がアップします。
また、グレードにも価格差がありますが、ハイブリッド車、オーディオが充実していると高額査定になるケースがあります。
特別仕様車の煌(きらめき)は、見た目重視のメーカーカスタムが行われている車種なので、好き嫌いがはっきりします。
ただ、40代前後のお父さんには人気があるグレードなので、タイミングが合えば高価買取もあります。
トヨタ ヴォクシーは、海外市場より国内市場での取引が活発なので、国内流通となることから、程度が良いことが高額査定の条件です。
そのため、年式が新しくても室内が汚れていては高く買い取ってもらえないことが多いです。
トヨタヴォクシーの収納をチェック
クルマの内装は、所有者が一番長く目にする機会が多い部分です。
そしてその中で収納に関しては、使い勝手の良し悪しでカーライフを一変させるので、特にファミリーユースとして使用されるミニバンでは重要な部分になるでしょう。
トヨタヴォクシーは、ミニバンの中のファミリーカーとしての位置づけが非常に高く、内装の作りの中で、収納関係もかなり便利に使える工夫がなされています。
トヨタヴォクシーの収納ボックスは、全部で20カ所16種類が用意されており、1列目シートには9カ所、2列目シートには8カ所、そして3列目には2カ所の収納場所があります。
1列目では、オーバーヘッドコンソールが用意されており、サングラスやメガネ、カードなどの小物類を収納するのに便利です。
助手席にはオープントレイとグローブボックスとは別にアッパーボックスがあり、食事の際にはかなり便利に使えます。
飲み物置き場は、センタートレイに2カ所、ドアポケットにもそれぞれ一つ用意されており、1列目シートでドリンクホルダーを増設しなくても大丈夫。
2列目シートでは、助手席のシートバックにカップホルダー2個付きのシートバックテーブルが用意されます。
そして、7人乗りでは左右シートの間にカップホルダー2個付きの折りたたみ式サイドテーブルが用意されます。
8人乗りでは、ドリンクホルダー2カ所が付いた、格納式センターコンソールボックスが用意され、しかもフック付きなので買い物袋などを吊り下げることもできます。
当然両サイドのドアポケットに、ドリンクホルダーとスライドドアポケットが用意され、2列目でも収納スペースは十分じゃないでしょうか。
3列目のもドリンクホルダーが用意されているので、3列目に乗る人も飲み物置き場に不自由することはありません。
これだけ多くの収納があれば、家族全員が快適なドライブを楽しむことが出来ます。
アフターパーツとしてカー用品店で、収納関係のグッズを買い増しする必要もほとんどないといえますから、トヨタヴォクシーの収納はかなりのものです。
そして、最後にラゲッジスペースですが、シートアレンジでかなり大きな荷物も積み込むことが出来ます。
特に開口部は幅が1,100mm、地上からの高さが500mmと自転車の積み込みも簡単にこなすことが出来ます。
そして、デッキボード下にも収納ボックスが用意されており、小物の収納に非常に便利なほか、3列目シートの収納スペースとして長い荷物も効率的に収納できます。
レジャーから普段の買い物に便利に使うことが出来る収納関係がてんこ盛りのヴォクシーは、ミニバンのファミリーカーとしてとても使い勝手が良いクルマです。
トヨタ ヴォクシー
ヴォクシィーはどれを選ぶ
トヨタのミニバンといえば、ヴォクシィー、ノア、エクスファイアの3兄弟ですが、その中のヴォクシィーは、イケイケ顔を強調したカッコよさを表現したモデルとしての位置づけで販売されています。
新車でヴォクシィーを選ぶ場合、ハイブリッド車もしくはガソリン車のどちらかを選ぶこととなりますが、この他にも通常のZS又は特別仕様車の煌Uのどちらかを選ぶことになります。
デザインは好みがありますが、ただ、内装は値段の割には安っぽく感じられます。
特に内装はプラスチックが多用されており、ワンランク下のクルマと感じてしまうほどです。
ただ、最近の同じクラスを見回しても、どれも車内の質感は総じてプラスチック感が強いので、これはヴォクシィーに限ったことではないです。
そして、ミニバンといえば燃費性能が悪いというイメージが昔から強く、各メーカーも燃費改善に力を注いでいます。
このヴォクシィーも当然ハイブリッドのほうが燃費が良く、燃費に気を使って走行すると、ガソリン車の倍の距離を走行できるといった書き込みもちらほらあります。
パワーユニットにハイブリッド車とガソリン車の2種類を用意しているクルマは多くありますが、特にミニバンはハイブリッドの恩恵を多く受けられる傾向にあり、新車価格で約50万円の差があったとしても、日々のコストを考えればハイブリッドはお得になる場合が多いです。
燃費で倍の差が出るなら、ハイブリッド車が1万キロ分の燃料を消費しても、ガソリン車はその半分の5,000kmしか走れないこととなります。
これを単純に期間であらわせば、同じ燃料の量でハイブリッドは1年走行できますが、ガソリン車では半年で底をつくこととなり、かなり経済的にも変わってくると思われます。
ヴォクシィーを選ぶ場合は、特別仕様車の煌UでもZSでもハイブリッドを購入しておいたほうが、後々維持費で大きく変わってきます。