マツダ ボンゴ
https://www.mazda.co.jp/cars/bongo-van/
マツダ ボンゴという選択
現在販売しているマツダの自動車は、もともとの歴史あるネーミングを捨てて数字化されています。
かつ、最近の自動車メーカーに多いメーカーのデザインアイデンティティを全車に取り入れる方式をとっています。
すぐマツダ自動車の車だ!わかる面もありますが、どれもこれも個性がないという方もいて、レクサス同様、敬遠される方もいるようです。
そんなマツダ ボンゴが継続販売されているのは、ご存知でしょうか。
ボンゴと言えば、1966年にデビューした歴史あるワンボックスカーで、トヨタ自動車のハイエースや日産自動車のキャラバンのような存在です。
現行型は、1999年にフルモデルチェンジした4代目なのですが、もう発売から20年が経過しています。
さらに、なんと車のベースであるプラットフォームは、3代目のままなので、1983年から!使用されているのです。
2004年に現行型となったハイエースもフルモデルチェンジを期待されていますが、それよりも古いのです。
最新のマイナーチェンジは、2016年で排出ガスへの対応やトランスミッションの変更など、小変更を重ね、熟成されたモデルになっています。
しかし、デザインは、大きく変わっていないため、新車で購入したとしても気づかれないかもしれません。
商用車と割り切ったスタイルや価格は、十分魅力あるものです。
ですが、なんと今年中に遂に販売終了となることが決定しているのです。
今後は提携先のトヨタ自動車からのOEM車で継続していく予定だそうで、現在、ハイエースをボンゴブローニイとして販売していますので、そんなに気にならなくなるのかもしれませんが、古き良き時代の車が、またひとつ消えていきます…。
貴重な4ナンバー車やマニュアルトランスミッションを選択して、今、購入して10年乗ったら、1983年のプラットフォームの車を2030年まで使用することになりますので、すごくノスタルジックに大事にできそうです。