BMW MINI
MINI(ミニ)の謎を徹底解説
MINI(ミニ)は、ゴーカートのような車から始まり、現在に至っても人気の高い外車です。
MINI(ミニ)は、突然車体が大きくなったり、本来の名前がMINI(ミニ)でクーパーではなことなど疑問が数々あります。
BMWがMINIを傘下においたこと、クーパーは開発者からその名前がきたことなどが関係していますが知らないことが沢山あります。
MINI(ミニ)の謎を徹底解説します。
MINI COOPER ミニ・クーパーは名前ではない?
ほとんどの人がMINI(ミニ)の名前は、ミニ・クーパーだと思い、ディーラーなどで「ミニ・クーパーがみたい」といいますが、販売員にとっては疑問です。
正式な名称は、「MINI(ミニ)」です。
ミニ・クーパーと呼ばれる由来は、イギリス人のジョン・クーパーが「クーパー500」というレーシングカーを発売していましたが、ミニに目をつけコラボレーションしたいとミニに交渉します。
そして1961年に完成したのがゴーカートのような走りを実現させた、ミニ・クーパーなのです。
ミニ・クーパーとは、MINIのグレードの1つということになります。
MINIはレーシングタイプでなく、車体が大きくなった理由
車体が大きくなった理由は、販売会社が変わったことがあげられます。
MINIは1959年、イギリスのBMCで発売されています。
当初の名前は、「オースチン・セブン」、「モーリス・ミニ・マイナー」という名称で販売されていたそうです。
しかし、BMCは経営不振に陥り、70年代にはBMCを吸収したBLMCがMINIを販売していましたが低迷に陥り、ホンダと提携します。
その後、80年代にはローバー社がMINIを販売します。
しかし、1994年ローバー社はBMWの傘下になります。
そこでBMWの技術を投入して作られた新しい形のMINIが現在のモデルです。
現在のモデルは、MINI BMWとして2001年より発売され、現在で3代目となっています。
車体が大きくなった背景には、苦労してMINIの名前を残そうとしたことが分かります。
MINIは、会社の経営難になっても、MINIの名前を残したいとうさまざまな人の努力があります。
日本ではローバー社のモデルも現在のモデルも人気が高く、MINIの専門店があります。
これからもBMW MINIの進化に注目したいです。